「世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間　ー2023 in おきなわー」協力のお知らせ

この度、沖縄アリーナ株式会社は、グループ会社である琉球ゴールデンキングス(沖縄バスケットボール株式会社)と協力し、4月2日(日)の「世界自閉症啓発デー」および、4月8日(土)までの「発達障害者啓発週間」に合わせて、自閉症・発達障がいの啓発活動を実施いたしました。



4月2日(日)から8日(土)に渡り、沖縄アリーナの正面照明を”癒し“のシンボルカラーであるブルー切り替える「ブルーライトアップ」に加え、4月5日(水)に開催されたキングスホームゲームにて、試合前、ハーフタイムショー時にキングスの選手による自閉症啓発のビデオメッセージの上映やブースの出展、また館内をブルーでライトアップする取り組みに加え、感覚過敏の方でも楽しく観戦できる刺激の少ない部屋「センサリールーム」を設置いたしました。



センサリールームの設置においては、国内外事例の事前調査や沖縄県発達障がい者支援センターの協力のもと、沖縄アリーナ内スイートルームを活用し、実際に感覚過敏の方にお越しいただき、音や光の刺激を抑える為に室内スピーカーを抑え、またブラインドを下ろして室内の明るさを調整、そしてイヤーマフや加重ブランケットの貸し出しを行い試合観戦を体験していただきました。

今回、沖縄県発達障がい者支援センターの「感覚過敏の方も一般の方と同様にスポーツ観戦ができるきっかけ作りをしたい」という思いと、沖縄アリーナ株式会社の「沖縄アリーナという世界的にも素晴らしい施設をより多くの方々に楽しんでいただきたい」という思い、そして琉球ゴールデンキングスが掲げる「沖縄をもっと元気に！」という活動理念が重なり、取り組みを実現する事が叶いました。



今後も様々なお客様が試合観戦を快適に楽しんでいただけるよう、琉球ゴールンデンキングスと連携し、センサリールームをはじめとした試合観戦環境の多様化にも取り組んで参ります。



▽久貝 晶子 沖縄県発達障がい者支援センターがじゅま～る 主任コメント

自閉症・発達障がいの啓発について、世界では様々な取り組みが実施されており、その中の一つに名所のブルーライトアップがございます。ブルーは”癒し”を象徴する色となっており、日々の生活の中で癒しを届けたいという思いを込めた活動がブルーライトアップになります。

今回、感覚過敏の方も一般の方と同様にスポーツ観戦ができるきっかけ作りをしたいという思いから、沖縄県発達障がい者センターから沖縄アリーナ株式会社にお声掛けし今回の取り組みが実現いたしました。

沖縄県内においてセンサリールームの前例はなく、今回が初めての事例となります。

今後も、発達障がいのある方が一般の方と共に生活できる社会の実現に向けて、取り組みを進めて参ります。

今後も沖縄アリーナ株式会社では、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながる活動に協力してまいります。