2025.12.02
沖縄サントリーアリーナは子どもたちの成長の場へ。 家族で楽しむ乳幼児スポーツプログラム初開催

沖縄サントリーアリーナは子どもたちの成長の場へ。 家族で楽しむ乳幼児スポーツプログラム初開催

第40回目となる沖縄市民 子どもスポーツ教室では、本教室として初めて乳幼児向け親子プログラムを開催しました。
沖縄サントリーアリーナではこれまで、小学生以上を中心とした学童クラブや児童館を対象にスポーツプログラムを実施してきましたが、「異なる地域の親子交流の場やもっと低年齢から参加できる取り組みがあると嬉しい」という沖縄市内児童館からのお話があり、今回の新たなチャレンジにつながりました。


初の乳幼児向けプログラムという新たな取り組み

対象は1〜3歳の乳幼児とその保護者。
4Fラウンジを全面開放し、マットやボールなど乳幼児用の遊具を揃えて、親子が安心して参加できる空間を整えました。
子どもスポーツ教室はサブアリーナで実施していますが、乳幼児の安全面・保護者の動線・ベビーカー利用などを考慮し、今回は初めて4Fラウンジを“親子のための運動空間”として活用し、アリーナの新しい活用モデルとしても大きな意味を持つ取り組みとなりました。

この4Fラウンジの活用は、
「アリーナをより幅広い世代に開く」「親子が安心して過ごせる公共的空間づくり」
という目的に基づいた試行的な取り組みです。




沖縄市内5児童館と連携した取り組み
企画段階から、沖縄市内5つの児童館と密に連携し、備品の持ち込み、当日の誘導、乳幼児のケア、事故防止のフォローまで、市職員・児童館職員が全面的に協力することで
初の乳幼児プログラムにもかかわらず、高い安全性とスムーズな運営を実現しました。
当日は託児スペースも設置され、兄弟のいる家庭も参加しやすい仕組みを整えました。

親子で一緒に楽しめる1時間
子どもたちの自然な笑顔と保護者の安心感プログラムは「親子で一緒に楽しめる時間」をテーマに、
・親子で触れ合うマット遊び
・やわらかいボールを使った運動遊び
・親子リズム運動
など、乳幼児でも参加できる内容を組み合わせました。

初めての空間にもすぐに慣れ、子どもたちの笑顔があふれ、
保護者の方々からも
「子どもがとても楽しそうで嬉しい」
「アリーナでこんなイベントがあるとは思わなかった」
「乳幼児の時期から参加できる場所が増えるのはありがたい」
といった感想が寄せられました。

夫婦での参加や、お父さんとお子さんのペアの参加など、
家族でスポーツに触れるきっかけづくりとしての意義も十分に感じられた回でした。


ゴーディーも登場し、会場は笑顔でいっぱいに
琉球ゴールデンキングスのマスコットキャラクター「ゴーディー」もサプライズで登場。
泣いてしまう子もいれば、駆け寄って抱きつく子もおり、会場はさらに温かなムードに。
最後は、親子で記念撮影を行い、笑顔溢れるスポーツ教室となりました。

アリーナが有する空間・安全性・スポーツ専門性を、乳幼児から楽しめる市民向けプログラムとして活用できた点は、市とアリーナが協力して新しい公共価値を生む取り組みとして捉えています。

多世代が集まる地域の居場所へ
今回の乳幼児教室は、
・アリーナの多目的活用
・新しい年代へのアプローチ
・市民ニーズに応える企画開発
・市と児童館との協力体制の確立
など、複数の新しい価値を同時に創出できた試みとなりました。

沖縄サントリーアリーナでは、今後も幅広い世代が安心して参加できるスポーツ体験を提供し、市民のためのアリーナとして地域とのつながりを深めてまいります。

〈イベント概要〉
■ 第40回 沖縄市民 子どもスポーツ教室
会場:沖縄サントリーアリーナ・4Fラウンジ
主催:沖縄アリーナ株式会社
協力:沖縄バスケットボール株式会社、沖縄市内5児童館(沖縄市役所子ども家庭課)
参加人数:乳幼児親子 21組
日時:2025年11月19日(水)

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